農林水産省は3月7日、ユビキタス食の安全・安心システム開発事業「青果物ロット管理システムの開発・実証」の公開説明会を開催する。
■開催概要
実施団体名：Fresh ProduceT raceability研究会
品目：青果物（水菜、壬生（みぶ）菜（な）、ニンジン、サツマイモ、シソ他）
日時：3月7日（水）13：00～15：00
場所：東京工科大学片柳研究所棟11階ユビキタスルーム（東京都八王子市片倉町）
■内容
本実証試験において開発したロット管理システム（生産、製造、販売）は、国際標準規格（GS1-128）に準拠した青果物ロットラベルを中心とした、青果物フードチェーンにおける情報連携システムです。その概要と現場における運用に関する説明を行う。
詳細
①農業協同組合における出荷ロット管理システム
②農業法人における生産ロット管理システム
③カット野菜製造工場におけるロット管理システム
④青果物パッキングセンターにおけるロット管理システム
（本システムの特徴）
国際的に流通標準化を推進しているGS1（旧国際EAN協会）が作成した青果物トレーサビリティの規格であるFreshProduceTraceabilityガイドラインにおけるロット管理をベースとし、特定業者に依存しない汎用的な商品管理システムであり、低コストでの導入・運用が可能となる。
参加申込・問い合わせ
Fresh Produce Traceability研究会
担当：江原
2006ubiq@fpma.jp
TEL0426-37-5994（東京工科大学CS学部星研究室）
参加希望者は、名前、所属を明記した上で、3月6日までに「ユビキタス食の安全・安心システム開発事業説明会参加」と題したメールを送付。
Fresh Produce Traceability研究会
2004年9月に東京大学大学院農学部国際情報農学研究室主催で開催された「青果物マーケティング研究会」を母体とし、特定業者や商品に依存することのない青果物トレーサビリティシステムの検討・導入を促進するために設立された研究会。
東京工科大学（CS学部星研究室）を中心に、青果物の生産に関わる農業法人や農業協同組合等の生産団体、（株）サラダクラブ、キューピー（株）、（株）ダイエー、（株）朝日青果などの加工・流通の有志により構成。
