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三井物産ロジスティクス・パートナーズ、山川社長/物流施設の賃料動向、上昇見込み

2007年03月16日/物流施設

三井物産ロジスティクス・パートナーズの山川亮社長は3月15日、日本ロジスティクスファンド投資法人の平成19年1月期決算説明会で、2007年度の賃料動向に触れ、「テナント企業のうち5社程度で改定の動きが出ている。大きな上昇は見込めないが、小幅ながら安定的な上昇傾向」との見通しを述べた。

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説明する山川亮社長

また、2008年7月期までを第1フェーズに位置づけ、運用資産額を現在の700億円から1000億円まで拡大していく計画については、三井物産(株)、ケネディクス、中央三井信託銀行のスポンサー3社関連の案件で150-200億円程度をカバーしていく考えを明らかにした。第2フェーズ以降の成長力を確保していくため、現在の3社以外にもスポンサーを拡大する方針。既存物件への投資も積極的に行うが、バランスとしては開発型が中心となる見込み。

今後の財務戦略として、ここまで無借金経営で推移していることに関連し、今後は低い借入比率を維持しながらも、ポートフォリオの収益力向上につなげるため、有利子負債を導入していく考えを示した。

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