川崎汽船（株）は、2007年5月よりCKYHアライアンス各社（コスコン、川崎汽船、陽明海運、韓進海運）と共にアジア／北米東岸サービスを改編する。
CKYHアライアンスは現在5ループのアジア/北米東岸サービスを提供しているが、今回の改編ではパナマックスサイズ（約4800TEU型）を投入しているAWE-1（韓進海運8隻運航）とAWE-4（同社8隻運航）を、それぞれ北中国（ノース・ループ）と南中国（サウス・ループ）に再編する。
サウス・ループでは香港からニューヨークまでは22日の最速サービスを継続し、ノース・ループでは上海からニューヨークまで業界最速の23日のトランジット・タイムを提供する。
また、サウス・ループでは貨物の伸びが著しい珠江西岸の赤湾に寄港、ノース・ループでは北米東岸寄港地にウィルミントンを追加し、青島・寧波・上海からの直航サービスを新たに提供、セントラル・ループでは現在のAWE-5の寄港地に厦門を追加寄港するなど、今回の改編によってCKYHアライアンスが提供するアジア-北米東岸サービスのより一層の充実を図る。
