川崎汽船は4月19日、陽明海運、韓進海運など4社で構成するCKYHアライアンスが15日、中国・鎮江で2010年サミット会議を開催したと発表した。
今回のCKYHサミット会議は8回目の開催となり、4社はメンバー各社間の協力関係の強化で、サービス品質を向上するとの認識で一致した。
また、アジア~北米航路・アジア~欧州航路など既存の東西基幹航路のサービスの競争力強化、フィーダーサービス網の構築と南北航路・新興マーケットへのサービス拡張、ターミナルや機器などのメンバー船社間での有効活用とコスト削減を4社で推進することに合意した。
4社はさらに、エネルギー資源の節約やCO2排出量の削減など環境に配慮した運航体制の推進でも合意し、アライアンスの名称も「CKYH-the Green Alliance」と改め、各社首脳による署名が行われ会議は閉幕した。