（株）ニトリは、平成19年2月期決算短信（連結）の会社の対処すべき課題で、世界各地から原材料を調達し、海外拠点で製品化する強力な商品開発力、それら商品を輸入・配送する独自開発の物流システム、これらに携わる人材の教育研修システムが確立、運用を掲げている。
さらに、「2012年（平成24年）、目標300店舗・売上高3,800億円」の中期ビジョンの実現に向けた中期経営計画は、世界各国よりの商品調達を日本のみならず、アジア各国へ供給できるシステム作りのため、海外物流基地への投資により、海外出店の加速するとしている。
経営成績では、物流面について、インターネット通販における売上の拡大に備え小口商品の配達拠点の拡充を行い、物流体制の効率化を推進し、今後の業容の拡大に備え国内外の物流センター網の見直しを行い、中国の恵州市及び上海市において物流センター新設の準備を進めたとしている。
今後も各物流センターを基点とした物流体制の効率化と新規出店を更に加速させていくという。
