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石川島播磨重工/危険物用立体自動倉庫を受注

2007年04月23日/物流施設

石川島播磨重工は、日本埠頭倉庫から同社横浜事業所の危険物用立体自動倉庫を含む建設工事を受注した。契約金額は約5億円で、完成・引渡しは10月末。

日本埠頭倉庫は、一般倉庫業・穀物サイロ業・ケミカルタンク運営業を柱として、京浜地区に5拠点を持つ物流企業で、今回の計画は輸出用建機置場などの構内整備を含め、取扱貨物の高品質化を目的に危険物用立体自動倉庫の新設を決定したもの。

今回受注したのは、ガソリン、灯油、軽油、潤滑油、ジエチルエーテル、メチルアルコール、アセドアルデヒドなど「危険物第4類」を保管する危険物用立体自動倉庫の建設工事一式。

危険物用立体自動倉庫は床面積1000㎡、高さ20mで、庫内設備はスタッカークレーン4台、ドラム缶換算約1万4000本収納の保管用パレット3500棚、電動台車8台、在庫管理システムで構成している。

危険物物流の分野でも、メーカーが第3者に自社製品の保管・集出荷を委託する3PLが増加しつつあり、危険物物流企業による危険物用自動倉庫の新設需要が急速に高まっているという。

IHIでは今後、客先製品・取り扱い物の品質・安全維持、物流センター内での保管・集出荷効率の向上に貢献するため、危険物をはじめ重量物・長尺物といった特殊な取扱物、食品・流通関連の物流システム、クリーン搬送・保管システムなど幅広く物流システムの拡販に注力していく。

危険物用自動倉庫については年間10プラントの受注を目標に営業展開を図る。

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