(株)NTTデータシステムズと(株)NTTデータ関西(は、ERPパッケージであるSCAW(スコー)シリーズの新たな製品ラインナップとして、「SCAW製番管理システム」を5月1日から販売開始した。出荷開始は7月1日を予定。
SCAW製番管理システムは、個別受注生産型製造業に特化し、販売管理と生産管理の機能を持った統合システムで、見積・受注情報から製造情報、出荷・回収情報まで首尾一貫した管理が可能なシステムとなっている。
また、WEB方式を採用することで、営業拠点、生産拠点でシステムを使用する際にも、クライアント環境を気にせずに導入が可能となり、短期間・低価格のシステム導入を実現する。
SCAW製番管理システムは、販売管理系の営業管理サブシステムと、製造系の生産管理サブシステムから構成し、各サブシステム内の諸機能が相互に連携し、見積・受注管理から、生産計画や工程管理、在庫管理や購買管理、原価管理まで一連の生産管理システムを実現する。
在庫管理サブシステムでは、在庫情報検索や現品票の発行、出庫指示や実績入力、計画外の入出庫処理、棚卸し処理などがあり、製番管理では必須の製番振り替え処理(製番情報、原価情報の振り替え)も機能化している。
価格は、パッケージライセンスサーバライセンス1,000万円、クライアントライセンス200万円からで、全国の製造業を対象に販売を実施し、初年度5社、5年で累計40社の販売を見込む。