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石川島播磨重工業/大阪有機化学工業向け危険物用自動倉庫完成

2007年05月02日/物流施設

石川島播磨重工(株)は、大阪有機化学工業(株)から受注していた同社金沢工場向け「危険物用自動倉庫建設工事」を完成させた。

大阪有機化学工業は、アクリル酸エステルモノマーなどの有機化学工業製品の製造販売を行なう会社で、今回完成したのは、アクリル酸エステルモノマーなどの危険物第4類を保管する「冷蔵危険物自動倉庫および常温危険物自動倉庫」の建設工事一式。

倉庫は高さ20mで、庫内設備としてスタッカークレーン2台、保管用パレット892棚、電動台車4台、在庫管理システムで構成。

危険物保冷立体自動倉庫は、ドラム缶・一斗缶などをパレット単位で保管するが、クレーンごとで違う温度帯(2温度帯)に対応しており、0℃~10℃まで保管可能。また、冷蔵危険物立体自動倉庫は、倉庫内部と外部との緩衝用に前室を設け、庫内温度の上昇を防ぐことを考慮している。

石川島播磨重工業では今後、年間10プラントの危険物用自動倉庫受注を目指す。

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