LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

埼玉県、NTT-ME/廃棄物適正管理で、廃棄物画像追跡サービス開始

2007年05月11日/未分類

埼玉県と(株)エヌ・ティ・ティエムイー(以下:NTT-ME)は5月14日、産業廃棄物の発生から最終処分までの状況を適正に管理するシステムを開始する。

これは、電子マニフェストの信頼性を更に高める有効な手段として、デジタル画像とGPSを組み合わせた廃棄物画像追跡サービス「産廃上手」を埼玉県の協力のもとにNTT-MEが構築し、サービスを提供するもの。

埼玉県では、年間約1,100万トンの産業廃棄物が排出され、廃棄物の不法投棄等が大きな問題となっており、廃棄物の適正処理を推進するには、廃棄物の発生から最終処分までの状況を透明化することが必要となっていた。

NTT-MEは、NTTグループ内の廃棄物の処理状況を画像とGPSにより、中間処理まで追跡するシステムを構築・運用しており、両社は、「廃棄物処理透明化推進事業の連携・協力に関する協定書」を締結し、連携して廃棄物処理透明化を推進するシステムの構築・運用を実施することとした。

システム概要は、産業廃棄物の排出事業者と収集運搬業者と中間処理業者が、各種業務を入力することで、排出事業者が発生から最終処分までの処理工程をインターネット上で確認することができるもの。

排出事業者が、廃棄物の種類、量など最終処分までのデータを入力し、収集運搬業者は、GPS付き携帯電話を使い、運搬車両への廃棄物の積込み時の状況を写真撮影、中間処理場到着後の荷降し時の状況を写真撮影する。

その写真をGPS(位置情報)と併せて、NTT-MEが管理するサーバーに転送し、中間処理業者も「中間処理状況」「運搬車両への積込み状況」「最終処分場等への荷降し状況の写真をサーバーに転送する。

この結果、廃棄物処理に係わる各々の事業者が役割を遂行することで、廃棄物の発生から最終処分までの状況を確認できる。

システムの詳細は、下記URPを参照。
http://www.ntt-me.co.jp/sanpai-jaws/

問合せ
埼玉県環境部資源循環推進課
電子マニフェスト促進担当河原塚・横山
Tel048-830-4203(内線4203)
a0172376@pref.saitama.lg.jp

(株)エヌ・ティ・ティエムイー
アプリケーションビジネス事業部
環境・調達ビジネス部門
産廃上手担当城所・赤浜・植竹
Tel03-3259-0374
sanpai-jaws@ml.ntt-me.co.jp

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース