イワブチ（株）は、平成19年3月期決算の経営成績で、中国山東省の全額出資子会社「海陽岩淵金属製品有限公司」に労働集約型製品の生産移管を積極的に進めるとともに、現在、生産効率を上げるために松戸工場の生産ライン改良工事を行なっており、平成18年8月からは本社流通センターの改築工事を開始し、それぞれ年央には完了する予定で、これら設備投資により、既存品のコスト低減を引き続き進めていくとしている。
流通センターの改築・増設は、平成19年度上期に完成し、保管能力の増強と雨天時の積み降ろしの迅速化が図れるとともに、荷捌きの時間短縮が実現し、少量多品種生産の拡大に対応や物流のさらなる効率化を目的として作業効率の改善と顧客サービスが向上するという。
