川崎汽船(株)運航の石炭専用船コロナシリーズの第11隻目として「CORONA MAJESTY(コロナ・マジェスティ)」が5月24日、今治造船(株)丸亀事業本部で竣工した。
船名は同シリーズ船隊を表す冠名「CORONA」と「威厳、尊厳」を意味するマジェスティに因んで名づけられたという。
川崎汽船が開発したポスト・パナマックス コロナシリーズは、電力炭輸送に最適な幅広浅喫水の画期的石炭専用船で、「CORONA MAJESTY」の就航により同シリーズ船隊は11隻体制となる。
同船型による発電用石炭輸送の需要拡大に対応するために、2009年までに更に4隻が竣工。これによりコロナシリーズは15隻体制に拡充され、国内最大・最新鋭の石炭輸送船隊となる。
全長229.93m、載貨重量トン数8万8,159mt、型深19.90m、ホールド/ハッチ数5/5、型幅38.0m。