商船三井ロジスティクス(株)は、中・東欧圏とロシアへの営業展開、欧州現地化を推進するため、オランダに欧州統括現地法人を設立した。
今後は欧州統括会社を中心に、ヨーロッパ全体の視点に立ったマーケティング機能の強化するとともに、欧州のゲートポートとしてオランダを起点にネットワークを完備していく。
また、伸張著しい中・東欧圏をはじめ、活況を呈するロシアへの事業展開を強化。
地域に密着した営業戦略を強化するため、現地人マネージメントを積極的に登用し、グローバルな経営体制を推進する。
統括会社の社名は「MOL Logistics Holding (Europe) B.V.」(欧州MOLロジスティクス・ホールディング)で、欧州各国の現地法人を一元管理し、組織・体制面での効率化を推し進める。
資本金は1万8000ユーロで、6月25日から営業を開始する。