カシオ計算機(株)は、小売、運輸、物流業向けのレーザースキャナ一体型ハンディターミナルを9月10日に発売する。
一体型ハンディターミナル「DT-X7」は、検品や発注などの業務での使いやすさを追求したモデルで、ユーザーの利用状況分析や評価などを設計サイクルに組み込むことで、持ちやすくキー操作やスキャニングしやすい操作性を実現した。
検品作業時の数量や売価チェック時の価格などを読み上げる音声読み上げ機能を搭載し、画面を確認する回数を減らすとともに、繰り返し業務によるストレスの軽減と業務効率化を両立。
このほか、2.4インチQVGA半透過型カラー液晶、音声メモ機能、BluetoothR Ver.2.0(Class2)の標準装備など、業務の効率化をサポートする多彩な機能を搭載。
IEEE802.11bとIEEE802.11gの両規格に準拠し、802.1Xによる認証技術や暗号技術に対応した無線LAN内蔵モデルを用意。無線LAN上で音声通話を実現するVoIPパッケージにも対応する。無線LAN内蔵ハンディターミナルでは最軽量の149gを実現した。年間生産台数は3万台。