米スターリングコマース社は、Do it Best Corp.が「Sterling Supply Chain Visibility」ソリューションの導入を決定したと発表した。Do it Best Corp.は、金物、製材、建築資材などを扱う協同組合型の世界大手の総合ホームセンターで、導入することで、サプライヤとの協調と連携を強化する。
また、より正確な状況とパフォーマンス情報をサプライヤと配送部隊から得ることで、①オーダー充足率の向上と棚卸し資産の有効活用により会員販売店へのサービスを向上②安全在庫レベルを下げることにより在庫投資を減少③定刻出荷、オーダー充足率を監視することにより入庫の効率化を実現――といった効果を期待している。
Do it Best Corp.では、米国を中心に、世界45か国で4100店を超える会員販売店を保有しており、購買力を活かして競争力のある価格で小売り用商品を会員販売店に卸すのが強み。
同社は、会員販売店に付加価値を提供するために、サプライチェーンのオペレーションを最適化するテクノロジーを利用しており、スターリングコマース製品の導入で、サプライヤ、取引先までカバーするリアルタイムでの可視性、サプライチェーン全体にわたる例外管理などの機能を備えることになる。
こうした機能によって、入荷在庫、受注情報、出荷の管理と監視を向上。ベンダーの供給能力のトラッキングを含む、サプライヤ・スコアカードのベスト・プラクティスを導入することで、期待値の設定、監視、改善を可能にする。サプライヤ・スコアカードの情報は、継続的改善プロセスを確立するために、会員販売店とベンダーが確認できるようサプライヤ向けエクストラネットに公開される。
