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近鉄エクスプレス/上海向け12時間輸送サービス、週5便体制で開始へ

2007年07月11日/国際

(株)近鉄エクスプレスは7月10日、上海向け航空輸送新サービスとして、日本での貨物受託から上海近郊の荷受人まで12時間で輸送する超特急配達サービス「Shaghai “TWELVE”Express」の販売を8月から開始すると発表した。

また、貨物受託から荷受人まで12時間で輸送する特急サービスの「Shaghai“TWENTY-FOUR”Express」の取扱いを首都圏発・関西圏発で開始する。

自社ULD単位での航空会社への搬入により、早朝6時までに同社成田ターミナルで受託した貨物を午前発の上海浦東空港向け直行便に搭載。12間サービスの場合、昼過ぎに上海浦東空港に到着した貨物は同社輸入部門で緊急通関を行い、夕方までに蘇州・杭州・無錫を含む上海近郊の荷受人へ配達を完了する。

前日夕方までに集荷した貨物は深夜通関を行い、集荷翌日午前中のフライトを使用し、上海浦東空港経由で夕方まで配達を完了する。

関西圏では、大阪・京都・神戸地区の同社貨物センターに夕方までに集荷された貨物を、自社車両で翌朝6時までに成田ターミナルへ転送。早朝通関を経て午前便で上海東浦空港へ輸送する。

これにより、通常2-4日かかるドア・ツー・ドアの所要時間を大幅に削減することが可能。起用する航空会社は貨物便を中心とし、大型貨物も取扱える。

首都圏発の「24時間サービス」は7月中旬、関西圏発の「24時間サービス」と首都圏発「12時間サービス」は8月から、週5便体制で開始する。

新サービスの運用開始により、緊急度の高いサンプル類などの小口貨物から通常、取り扱う大型貨物まで取扱い貨物の幅を拡大し、同社上海向け取扱い物量を現状から10%程度拡大する。

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