旭硝子グループは12月27日、中国でのさらなる事業強化・拡大を目的に、各事業部門の支援を行う新会社「旭硝子(中国)投資有限公司」を設立し、AGCグループ中国総代表を設置を決めた。
旭硝子(中国)投資有限公司は、中国における産業・社会政策の情報収集、各事業部門が展開する中国事業への支援を行うとともに、同国における事業開発や大規模プロジェクトへの参画を個別事業の枠を超えて推進する。
新たに設置するAGCグループ中国総代表は、中国事業拡大に向けた諸施策を強力に推進するとともに、グループとしてのシナジーを最大限に発揮できる体制の整備を行う。
なお、中国総代表には神谷雅行常務が2011年1月1日付で就任する。
中国におけるグループ連結子会社は11社、従業員数は約5000人の規模に達し、今後も大きな成長が期待できる中国でのビジネスの拡大を目指していた。
新会社の概要
社名:旭硝子(中国)投資有限公司
代表者:董事長・総経理神谷雅行
所在地:中華人民共和国北京市
資本金:3000万USドル
出資比率:旭硝子(株)100%
設立:2010年12月15日
事業内容:中国における産業政策・市場情報等収集、事業開発の推進、中国における投資活動、M&Aの展開等