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川崎汽船/インドの機関士育成へ、船員教育機関と提携

2007年07月26日/国際

川崎汽船(株)は7月25日、グループの船舶管理会社ケイラインシップマネージメント社が、インドの商船教育機関コーチン・シップヤード・トレーニング・インスティテュート(KLSM)との間で、川崎汽船の機関士育成で提携するため、覚書に調印したと発表した。

同校にとって、海運会社と機関紙育成の覚書を交わすのは初めての試み。提携により、KLSMは同校に毎年10人の機関士候補生を送り、1年間の機関士教育を実施。

候補生は、インド国内の4年制工科大学卒業生の中から公募してKLSMにより選抜され、1年間の座学学習の後、KLSM管理船で6か月以上の乗船訓練を行い、機関士の海技免状を取得する。

インド全国から選抜した優秀な工科大学卒業生に、実際の船や機関を間近に見ることができる造船所内の船員教育機関という環境を生かした実地教育を行い、質の高い機関士を育成、より高度な安全運航を目指す。

Kライングループでは、2007年度インド、バングラデシュの船員教育機関各校から50人の船舶職員訓練生を採用して優秀な船舶職員の育成に取り組んでおり、2008年度には受け入れ規模を60人に拡大、奨学制度も合わせて運用し、さらなる船員確保に取り組む。

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