（株）三越は10月1日、（株）大地（千葉県千葉市）と提携し、会員制宅配サービス「三越くらしの御用達便」を開始する。
大地は、1977年以来2500人もの生産者のネットワークを構築し、独自の厳しい品質基準と優れたトレサビリティを基本とした「大地宅配」を展開、生産履歴がわかる肉や卵、極力農薬を使用しない安心な有機野菜を中心とした食材を独自の3温度（冷凍・冷蔵・常温）配送網を活用して提供している。
今回の提携によって、三越は大地の品質の確かな商品と物流網を活用することでダイレクト事業の一環として高付加価値の宅配サービスを展開、顧客との接点を増やし顧客利便性を向上することを目指す。
提携の内容は、有機野菜などの生鮮品中心とした大地宅配の商品とお総菜やスイーツなどデパ地下の美味を掲載する専用カタログを作成し、カタログは会員制で配布し、注文を受ける。
大地は、生鮮品など大地宅配商品の供給・物流配送業務・注文管理業務を行い、三越はデパ地下ブランドの商品展開・顧客の獲得業務を携わる。
大地は、極力農薬に頼ることなく、品質の確かな生鮮品（元気な土壌で育った野菜や果物、生産履歴がわかる肉や卵）などを提供、利便性の高い3温度帯配送（冷凍・冷蔵・常温）網を活用して配送するとともに、三越バイヤーが厳選した老舗料亭や名店総菜など三越ならではのデパ地下食材を用意し、大地の3温度帯配送（冷凍・冷蔵・常温）配送網を活用して配送する。
会員募集は9月3日に開始し、初回配送を10月1日から実施する。取り扱い商品（大地宅配商品）生鮮品を中心に約600点とデパ地下食品の総菜・和洋菓子等を中心に約30点で、初年度の売上目標は、2億円、会員数目標3千人を見込んでいる。
配送地域は、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・茨城県。
