プロロジスは7月31日、ソニーDADCフランス社に物流センターを賃貸したと発表した。ソニーDADCフランス社に賃貸した物流施設は22万平方フィート（2万439㎡）で、パリの南東、モワシー-クラマイエルの町に位置する「プロロジスパークシャントルー」内に立地している。
＜プロロジスパークシャントルー＞（クリックすると拡大します）
ソニーDADCフランス社は、当施設を映画、音楽、ビデオゲームなど様々なメディアフォーマットを配送する新たな汎ヨーロッパにおける物流ハブとして利用する。
また、第1四半期にプロロジスは、プロロジスパークシャントルー内37万4000平方フィート（3万4746㎡）の物流施設をフランス国営郵便局LaPoste社の一部門であるLocaposte社に賃貸している。
Locaposte社は、同施設をパリ市域での第一倉庫兼荷物仕分けセンターとして利用する。ソニーDADCフランス社との取引は、Locaposte社との取引に次ぐ、2007年2番目の大きな取引となっている。
プロロジスパークシャントルーは、パリ市域を囲んで走る環状線道路Francilienneの、高速道路A4、A5、A6に近接。パーク内には現在5棟の物流施設が立地しているが、すべての用地を開発利用すれば最大10棟、計270万平方フィート(25万838㎡）の物流施設を建設できる。
また、サステイナブルな物流施設団地として、ソーラーパネル、電気自動車用ステーション、雨水利用システムが設置されており、敷地内には、セキュリティー消防システム、社員食堂、託児所、会議室、宿泊施設、廃棄物処理システムなども整備されている。
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