米AT&T社の子会社であるスターリングコマースは、アジアパシフィック地域の営業とマーケティングを統括する新たなバイス・プレジデントとして、フルビオ・ラナ（Fulvio Lana）の就任を発表した。
ラナは、シンガポールに拠点を置き、日本、北アジア、南アジア、オーストラリアにおける成長戦略および営業およびマーケティング全体の指揮をとる。
スターリングコマースに入社する以前、ラナはインフォア・グローバル・ソリューションズ社においてアジアパシフィックのチャネルとアライアンスを担当するバイス・プレジデントを務め、経営戦略管理の責任者として、アジアパシフィック地域における300以上のパートナーからアジアパシフィック地域の47％を占める売り上げを達成した。
「フルビオ・ラナを当社に迎えることができ、たいへんうれしく思います。ラナは営業および経営における多くの経験をもち、当社のアジアパシフィック地域における大きな成功にむけて、その経験を発揮してくれるでしょう。」と、EMEAおよびアジアパシフィック地域を統括するシニア・バイス・プレジデントであるデイブ・ロビンソンは語っている。
ラナは、アジアパシフィック、日本、EMEA地域において、パンソフィック、シーベル、SSAグローバル・テクノロジーズ、インフォア・グローバル・ソリューションズなどのソフトウェア企業における28年以上にわたる営業および経営の多くの経験を持っている。
ラナは「スターリングコマースは、アジアパシフィック地域におけるビジネスチャンスを増やすための良い位置にいます。この地域の国際ビジネスの中枢としてのシンガポールの戦略的な立地は、企業内・企業外におけるプロセスの優れた可視性を提供し、収益性の向上、コスト削減、リスクの最小化を実現するソリューションを、新興成長市場である中国および東南アジアへの進出するための優れた立脚地となります。」「現在アジアパシフィック地域においては、すでに1500を超えるユーザがおり、金融サービス、ロジスティクスおよびサプライチェーン、流通の分野における成長を続けてゆくでしょう。」と語っている。
