米国スターリングコマース社は12月17日、アジアパシフィックと日本の営業を統括する新バイスプレジデントにロバート E. プリギ氏が就任したと発表した。
プリギ氏は、東京に拠点を置き、アジアパシフィック地域地域の成長戦略の責任者として、北アジア、南アジア、オーストラリア、日本の営業、マーケティング、アカウントマネジメントを統括していく。
プリギ氏は、「オーストラリア、南アジア地域で、すでに基盤を固めてきたが、特に振興市場である中国やインドでは多くのビジネスチャンスがあると考えています。現在のような経済情勢において、生産性の向上、コストの削減、リスクの軽減のために、企業の内外を問わずに接続、通信、相互協力（Connect, Communicate, Collaborate）するためのソリューションが求められている」と、抱負を述べている。
なお、同氏は、セキュアコンピューティング社において、アジア太平洋地域と日本の営業を統括するバイスプレジデントを務め、当該地域における事業の飛躍的な拡大と成長を担ってきた。それ以前は、クエスト・ソフトウェア社、サイマーク・ソフトウェア社、マンハッタン・アソシエイツ社などにおいて、リージョナル・ディレクタを歴任し、中国、日本、韓国、マレーシア、シンガポールへの支社設立に従事し、10年以上にわたり東京に在住し勤務しており、日本語の読み書きは堪能。
スターリングコマースは、アジアパシフィック地域に9拠点、従業員500名以上を擁し、現在1500社以上の顧客にソリューションを提供しており、昨年度は、この地域で、新たに12のパートナーを加えパートナー体制を強化している。
