（株）千趣会は8月20日、グリーン物流パートナーシップソフト支援事業の一つとして、10月1日から2か月間にわたって行われる「宅配便エコポイント制度の実施に向けた調査」実験事業に全面協力すると発表した。
「消費者参加型のグリーン物流（環境にやさしい物流）の促進」の具体化に向けた検討調査について、代表提案者の（株）富士通総研に佐川急便（株）とともに協力し、千趣会顧客であるベルメゾン会員からモニター参加者を募る。
宅配便エコポイントは、消費者に身近な物流である宅配便をモデルケースに起用し、ポイントの付与というインセンティブを活用する制度。こうした試みのほか、消費者が事業者と共同で積極的にグリーン物流を推進していく環境を整え、不在時の再配達削減、複数商品のまとめ注文などの消費者参加型のグリーン物流も促進していく。
千趣会は商品・カタログの貨物輸送量が約1億2000万トンキロで、省エネルギー法の特定荷主に指定されているため、省エネルギーの取り組みを義務付けられている。
