バンドー化学(株)は8月30日、環境報告書2007を発行した。物流分野でのCO2削減量などは掲載していないが、輸送効率の向上などに向けた取り組みを紹介している。
輸送効率向上に向けては、製品配荷段階での共同配送の拡大、調達材料のミルクランの拡大、トラック積載効率の向上、モーダルシフトの推進などに取り組んでいる。
また、生産拠点間・構内輸送の専用容器化、裸輸送の拡大、通い容器の標準化と効率利用の拡大など輸送包装の改善も進めている。
同社安全環境推進室によると「物流段階でのCO2削減目標、取り組みの結果などは、改正温対法による特定荷主に該当しないため、現状では取り組めていない」としている。