菱電商事(株)は、(株)日本インフォメーションシステム製RFIDリーダー/ライターに対応したシーケンサ用コントロールソフトウェアを開発し、シーケンサと組み合わせてRFIDコントロールツールとして10月から発売する。
三菱電機社製シーケンサのFXシリーズ、Qシリーズにインストールした状態で販売、RFIDコントロールツールを使用することで、パソコンレスのRFIDシステムを構築することが可能となる。
RFIDコントロールツールは、個品管理が最適な2.45GHz、一括管理に適しているUHF帯に対応させることでFAでの生産管理、工程管理のほか、駐車場、ゲートシステムなどでの活用を想定している。
シーケンサを利用することで、工場でのライン制御、各種センサーなどとシームレスに連動。CC-Link(FAにおけるフィールドネットワーク)に対応することで複数のRFIDシステムを構築可能とし、それぞれのRFIDシステムのデータを各シーケンサで処理するため、上位シーケンサへの負荷軽減につながる。
あらかじめシーケンサにRFIDを制御するプログラムがインストールされているため、容易に自社システムに導入できる。また、ユーティリティソフトウェアも用意し、RFIDの読取・書込みの確認が可能。
自動認識総合展(9月12-14日)の(株)日本インフォメーションシステム社ブースで展示する。