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日米航空当局間協議/UPSの中部空港に新規乗り入れなど合意

2007年09月18日/国際

日米の航空当局による協議が9月13日、終了し米UPSの中部国際空港への乗り入れなどで合意した。

UPSが週6便(以遠地点2地点)、新たに中部国際空港に乗り入れるほか、ポーラー・エアー・カーゴも関西空港か中部空港に、週6便(以遠地点2地点)で新規乗り入れを行う。

UPSは現在、成田、関空にそれぞれ週6便、以遠2地点(上海、クラーク)で運航しており、ポーラー・エアー・カーゴも、成田に週5便、以遠1地点(ソウル)で運航中。

また、日米間のチャーター便の便数枠の大幅拡大についても合意し、日米双方ともに年間800便(片道ベース)までとなっている現行の全体便数を無制限とする。

また、全体便数のうち東京発着便数は現在、日米双方ともに年間300便(片道ベース)までとなっているが、段階的に拡大し、2008年に年400便まで、2009年以降は年500便までとする。

日米間の取り決めでは、すでに大幅な自由化が進んでおり、先発企業6社(日本航空、全日本空輸、日本貨物航空、ノースウエスト航空、ユナイテッド航空、フェデラルエクスプレス)は、路線・便数を自由に設定することができる。

今回の合意は、路線・便数に制限のある後発企業(UPS、ポーラー・エアー・カーゴ)の権利の拡大に関するもの。

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