ダイヤモンド電機(株)は、4月6日に公表した子会社である米国ダイヤモンド電機(株)ミシガン工場の閉鎖時期を、当初予定の平成19年10月末日から平成20年2月末日に延期する。
米国子会社において、需要は排ガス規制対応・燃費改善等に対応できる新型の気筒別点火方式コイルに急速にシフトしてきている現状を踏まえ、従来方式の製品が主力のミシガン工場における生産中止を決定した。
しかし、ガソリン高騰に伴う低価格車販売の好調、米国メーカーの生産車種調整などを背景として、従来方式コイル搭載車種が当初予想を超えて好調で、この生産増対応のため、工場閉鎖の延期を決めた。
当該工場の概要
所在地:米国ミシガン州ダンディー村リサーチパークウェー110
生産能力:自動車用大型点火コイル年間130万個(3交代生産)
閉鎖時期:平成20年2月末日