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近鉄エクスプレス/北京に1万平方メートルの中国国内専用倉庫

2007年10月03日/物流施設

(株)近鉄エクスプレスの中国法人「北京近鉄運通運輸有限公司」(北京近鉄)は10月8日、北京支店に中国国内専用倉庫「北京近鉄北京支店ロジスティクスセンター」を開設し、同日から営業を開始する。

今回開設する国内専用倉庫は、主に中国内で生産された商品を国内市場へ販売する物流に対応する機能を持つ倉庫で、これまでは場所の異なる2棟の倉庫(約8000㎡)を使用してきたが、現行ビジネスの拡大による倉庫スペース不足とセキュリティー強化など業務品質の向上を目指し、新設移転するもの。

新倉庫は鉄筋2階建てで、各フロアーのスペースは5000㎡、天井高は1階が約9m、2階は約6mとなっている。サービスメニューは保管、流通加工、クロスドック機能、トラック・航空・鉄道輸送など国内配送で、液晶TV・冷蔵庫など家電品、複合機などの事務機器、部品など中国生産され、国内販売される商品を主に取り扱う。

トラックドック14か所を設け、海上コンテナーの取り扱いも可能。北京近鉄の北京支店では月間約8000件の国内配送を手掛けており、このうち件数ベースで約8割がトラック配送、残りが航空と鉄道による配送となっている。

今後も北京五輪を前に、中国国内の物流需要の伸びが見込まれることから、北京近鉄では上海にも同様に国内専用倉庫の移転・拡張を予定しており、トラック・鉄道・航空輸送による輸送メニューの充実と自社中国国内ネットワークの拡充に力を入れていく。

■北京近鉄・北京支店国内専用倉庫概要
名称:北京近鉄運通運輸有限公司 北京支店ロジスティクスセンター(国内倉庫)
所在地:5th street,logistics park,Airport logistics Base,North of Shunping Road,Shunyi,Beijing,101300 P.R.C
倉庫面積:1万㎡((空調スペース300㎡含む)
従業員数:119名
営業開始:10月8日

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