統合ストレージソリューションベンダーのネットワーク・アプライアンス社は、世界的な拡大成長戦略の一環として、中国・大連にテクニカルサポートセンター(TSC)を開設するとともに、上海に製造センター、シンガポールに物流センターを新設し、アジア・太平洋地域の事業を強化すると発表した。
9月以降、アジアの顧客向けに出荷されるネットワーク・アプライアンス社のストレージシステムは、4割が上海の新製造センターで受注・構成され、シンガポールの新物流センターを通じて配送。今後12か月間で、アジア向けの製品はすべて上海とシンガポールを通じて提供されるようになる。
上海、シンガポールの新施設により、アジア・太平洋地域でスピーディな納品と効果的なサポートを実現する。ネットワーク・アプライアンス社は新施設を通じ、製品の受注から組み立て、検証、システム構成までを同地域に向けて直接行っていくとしている。