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国交省/今後の国際物流施策でフォローアップ策

2007年11月05日/国際

国土交通省は11月2日、今後の国際物流施策について具体的なフォローアップ策をまとめ、発表した。

スーパー中枢港湾プロジェクトの推進や国際物流に対応した幹線道路網の整備など既存施策の継続とともに、①アジア・ゲートウェイ構想の推進②国際物流競争力パートナーシップ会議を通じた日アセアン連携③都市内物流トータルプランなど新たな施策を追加。

アジア・ゲートウェイ構想では、関西・中部の両国際空港でアジア各国間との航空自由化を進め、羽田空港の再拡張時に深夜早朝の貨物便を含めた国際定期便を就航させる。

また、貿易手続き改革プログラムとして、規制の見直しと手続きの統一・簡素化、日本版AEO制度の構築、次世代シングルウィンドウの見直しを推進する。

日アセアン連携では、2006年に立ち上げた国際物流競争力パートナーシップ会議を軸に、「アセアン広域物流網の整備」「物流・輸出入通関手続関連の人材育成」「物流資材の高度利活用」「アセアン統合に向けた輸出入通関手続電子化」などのプロジェクトを官民連携で進める。

都市内物流の効率化については、3月に策定した都市内物流トータルプランに沿って地域ぐるみの取組に対し集中的に支援するなど、交通流の円滑化、輸送システムの効率化を推進する。

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