日本ミルクコミュニティ(株)は、「社会・環境報告書2007」を発表した。物流分野では、事業部ごとに配置した全国6地域のロジスティクスセンターで「低積載コース」を分析する取り組みを行っており、独自の物流管理システム、配車システムを活用、配送車両の削減や輸送距離の短縮を目指し、出荷場所の統廃合を進めている。
こうした取り組みにより、年度別の配送コース数は徐々に集約が進み、2003年度の1767コースに対して2006年度は1385コースに。出荷拠点数も7か所減少し、32か所となった。
改正省エネ法で規定している特定荷主に該当する同社では、2006年度から法に基づく輸送量やCO2排出量の把握に着手したものの、前年度までのデータが存在しないことから、次回発行分から該当するデータの掲載をはじめるとしている。