(株)MonotaROは11月14日、1月に実施した物流センターの移転時に「熟練作業員の減少とシステム移行のトラブルから、一時的に臨時の人員を大量に投入した」ため、12月期決算で9000万円の特別損失を計上すると発表した。
第1四半期の売上高が計画を上回り、物流センターの効率化と新規顧客獲得費用の改善によるプロモーション費用の削減により「通期ではトラブルによる臨時出費の費用は十分賄え、当初計画は達成可能」と見込んでいたが、売上高成長の回復に予想以上の時間がかかったため、下半期中盤以降に「ようやく元の成長軌道に戻った」としている。
これにより、12月期決算では営業利益が当初予想から1.4億円下回る見通しとなるなど、売上、利益とも全面的な下方修正に踏み切った。