日本電気(株)(NEC)とNECパーソナルプロダクツ(株)は11月20日、業務用ラベルプリンタ「MultiCoder」シリーズでB5サイズの用紙とほぼ同等のスペースがあれば設置できる小型ラベルプリンタ2シリーズ18モデルを製品化し、発売した。
新製品は、ほぼB5サイズ(横182mm×縦257mm)のスペースに設置することができる小型のラベルプリンタで、省スペースが重要視される医療・流通業界のシールやバーコードの印刷に適している。また、高さ3mmの超小型ラベルへの印刷も可能。
熱転写・感熱両印刷に対応した「マルチコーダー500L3T」と感熱専用の「マルチコーダー500L3D」の2シリーズをラインアップしたほか、業務にあわせてラベルの出力方法を変更したモデルや、USBや無線LANインタフェースなどを搭載したモデルを選択できる。
ラベルプリンタは商品などに添付されるラベルやシールを印刷するプリンタで、製造・医療・物流・流通業などのトレーサビリティやSCM領域でラベル印刷の需要が高まる中、今後業務用ラベルプリンタの市場拡大が期待されている、として、今後もシリーズのラインナップを拡充し、シリーズ全体で今後1年間に5000台の販売を見込む。