安田倉庫は12月17日、埼玉県加須市と大阪市住之江区で物流施設を取得したと発表した。
埼玉県の施設はメディセオ・パルタックホールディングスから、大阪市住之江区の施設はジョフィ住之江から取得したもので、取得額は2物件合わせて58億円。
埼玉県の物流施設は、高速道路へのアクセスに優れ関東圏での広域的な物流拠点に適した立地。安田倉庫の加須営業所とも近接しており、一体的な運用が可能、としている。大阪市住之江区の物流施設は、大阪南港へ至近の好立地に位置し、輸出入貨物など多彩な貨物の取扱に適している。
安田倉庫では、2007年度から2009年度を対象期間とする中期経営計画「プラン3C」を進めており、同計画で首都圏と関西圏に新たな物流拠点の設置を掲げている。
埼玉県加須市の物流施設の概要
所在地：埼玉県加須市大桑1-5-1
土地面積：2万3688㎡（約7165坪）
建物延床面積：1万7959㎡（約5432坪）
構造：鉄骨造2階建
大阪市住之江区の物流施設の概要
所在地：大阪府大阪市住之江区柴谷1-6-1
土地面積：9596㎡（約2903坪）
建物延床面積：1万8828㎡(約5695坪）
構造：鉄筋コンクリート造2階建
