北京祥龍資産経営有限責任公司（祥龍公司）と北京市物資総公司は18日、両社が合併再編成すると発表した。これは北京市で行われる今年５件目の国営企業の合併再編成となる。
祥龍公司の張彤総経理は「合併再編成後、会社の名称はそのまま『祥龍公司』とし、北京市国有資産監督管理委員会を出資人とする単独国営資本の企業となる。同社は自動車関連サービス、商業貿易・物流、交通運輸業を主要業務としていく」と語った。
合併再編成後の「祥龍公司」の総資産は80億元に達し、中国国内最大の自動車関連サービス・道路運輸企業グループとなるという。「祥龍公司」は今後主に自動車関連サービス、商業貿易・物流および旅客運輸業務に重点を置き、また新車・中古車販売をはじめ、車両整備、中古車市場の創設、車両解体業務などを手がけ、全方位的な自動車サービス業のネットワークを作り上げて行くとしている。さらに、物流資源を整理・統合し、商業貿易・物流の総合サービスシステムを形成すること、およびタクシー業務や長距離バス業務の経営規模を一層拡大し、サービスの質と経済効率を向上させ、同社を旅客運輸業界での有名ブランドに育て上げていくという。（日中経済通信）
