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鈴与/在庫管理と連携した「CO2排出量算定シミュレーションシステム」導入

2008年01月08日/IT・機器

鈴与は、全国の79か所の倉庫拠点に導入している「鈴与在庫管理システム」と連携した、輸送モードに応じてCO2排出量を算定できる「CO2排出量算定シミュレーションシステム」を導入した。富士通が1月7日に発表した。

システムは、富士通が開発した「LOMOS/EC(ロモスイーシー)」を活用、これにより鈴与は、CO2排出量算定のほか、顧客のCO2排出量削減要望に応えたサービス、環境に配慮したサービス提案が可能になるとしている。

改正省エネ法の施行に伴い、特定荷主・特定運送事業者は2006年度のCO2排出量実績報告と翌年度のCO2排出量削減目標値を提出しなければならず、また、翌年以降毎年エネルギー消費原単位の1%以上を削減目標値として設定し続ける必要がある。

鈴与は、保有しているさまざまなデータを用い精緻なCO2排出量算定シミュレーションを行い、顧客のCO2排出量削減目標達成に役立てる。また、「モーダルシフトによるCO2排出量削減」をキーワードに、現在輸送の多くをトラック輸送のみに頼っている荷主企業や、鈴与が基盤を置く静岡県内の顧客に対し、清水港を利用するメリットを最大限に活かした物流改善提案を積極的、継続的に行う。

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