東レ(株)は10月25日、「東レグループCSRレポート2007」を発行した。物流分野では、改正省エネ法の施行に伴い、特定荷主に該当するかどうかを含めてエネルギー使用状況などを正確に把握するため、2006年度中に情報を収集するシステムを開始した。
このため、エネルギー使用量の記載は次年度以降になると見られる。
レポートではCO2の削減状況、取り組みを中心に紹介。製品の輸入拠点を消費地の最寄港に切り替えたことで削減率が70%に達したほか、工場から顧客への直送化を進めて50%、顧客との車両の共同運行でも40%の削減となった。モーダルシフトの取り組みでは、年間800トンのCO2を削減した。