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日本郵船/英物流現地法人、医薬品専門物流センター開設

2008年01月10日/物流施設

日本郵船は1月8日、英国物流現地法人「NYK Logistics(UK)」社が、製薬業界の顧客ニーズに対応するため、英国ノーサンプトンにおいて医薬品専門物流センターの運営を開始したと発表した。

施設は英国医薬品庁(MHRA)の認証を受けたNYK Logistics(UK)社の中核物流センター(総面積約1万6300㎡)の一部で、1000パレットの保管能力を有する冷蔵施設と1万6000パレットの格納が可能な常温施設を有している。

冷蔵部分は常時2度から8度に、常温部分は常時8度から25度に保つため、最新の温度調節機器とモニタリング機器を備えた。

施設内の温度を常に監視するため、本施設内46か所に無線発信機能付温度検知器を設置。温度データは遠隔操作可能なコンピューターネットワーク上の中継基地に電送され、設定温度外になった場合には自動的に管理者の携帯電話に警告通知が届くシステムを備えるなど、徹底した温度管理を施している。

施設のスタッフは万一の事故に備え、人工呼吸装置の使用など専門的なトレーニングを含む緊急時対応訓練を受けているという。

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