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松下電器産業/半導体砺波工場に新棟建設

2008年01月11日/物流施設

松下電器産業は1月10日、半導体のイメージセンサーの生産能力増強に向け、富山県砺波市の砺波工場に新棟を建設すると発表した。9月に着工し、2009年8月に生産開始する。

デジタルカメラ・ムービー・携帯電話用途に向けたCCD、独自のMOSイメージセンサー「νMaicovicon」により、デジタル家電市場を牽引してきたが、デジタルカメラを始めとする市場の急速な進展と高機能化(高画素化)のため、微細化技術の進展に対応した新棟の建設を決めたもの。

新棟では、イメージセンサーを生産し、デジタルカメラ、車載、ムービー・放送、医療分野、でのイメージセンサー事業を強化。2009年8月に生産出荷を開始するとともに、月産3万枚に向けて順次規模を拡大する。

環境面でも局所クリーン化技術の採用などにより、クリーンルームの空調によるCO2排出量を30%削減するなど、環境に配慮した工場を目指す。

新棟の概要
所在地:富山県砺波市東開発271
投資額:約940億円
建屋:建築面積約1万7000㎡、延床面積約4万8000㎡
クリーンルーム:約1万㎡
生産品目:イメージセンサー
生産能力:月産3万枚(200mmウェーハ換算)
生産開始:2009年8月(2008年9月着工)

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