アッソ・インターナショナル／走行中にタイヤ空気圧をチェックするシステム、トラック用発売

アッソ・インターナショナルは、タイヤの空気圧を走行しながらチェックする普通乗用車用システム「TP-CHECKER」に加え、新たにトラック・バス用TPMSの開発を行い、3月から発売すると発表した。
「TPチェッカー」はタイヤのバーストによる事故や空気圧不足による燃費の悪化など、空気圧低下によるトラブルを未然に防ぐ装置として、タイヤ専門店、カー用品店などで普通乗用車用を展開。タイヤ内に装着したセンサーで、タイヤ内の空気圧、温度をリアルタイムで運転席に装着したモニターへ電波送信を行う。
送信する電波の周波数帯はアッソ・インターナショナル独自に認可を受けた周波数帯（449.775Mhz）を使用しており、2007年に総務省から認可されたタイヤ空気圧モニター専用周波数帯315Mhzの送信出力と比べ20倍の送信出力を保持している、としている。
これまでのトラック・バス用TPMSは、車体構造上受信状態が悪いため、別途受信装置の設置・受信ケーブルの敷設が必要なシステムだった。TPチェッカーが採用している449.775Mhzの場合、アンテナ送信出力の規定値が10mw以下となっていることから、現在の乗用車用5mwから規定値上限の10mw以下までにパワーアップすることで、完全なワイヤレス仕様となる。
3月に発売するトラック・バス用TP-CHECKERは、6輪ライトトラック用、６輪ヘビートラック用を提供する。価格帯は10万-13万円。
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