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日本バイリーン/不正取引対策で、受発注、在庫、販売の組織体制変更

2008年01月21日/SCM・経営

日本バイリーンは1月18日、産業資材本部の元社員による架空取引などの不正取引が行われたため、再発防止策として、受注と発注の組織体制の変更などを実施する。
組織変更では、発注、在庫、販売の管理責任をそれぞれ別の者が担当する組織体制とし、同一の組織系統の承認だけで商品の売買取引が行われない管理体制を構築する。
また、売買取引に関する社内ルールの見直しと徹底を図るとして、営業担当部署の管理者の役割・責任の明確化と徹底、商品の仕入、保管、出荷に関する手続の見直し、原価を修正する手続の承認方法の見直し、伝票、決裁書類の書式の見直しなどを行う。
さらに、受発注システムの運用方法について、内部牽制が機能するよう、各種の取引に係るデータの入力、修正の承認手順および実行部署を見直す。

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