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総務省/倉敷のユビキタス物流をユビキタス特区に決定

2008年01月28日/国際

総務省は、ICTの国際競争力強化のため「ユビキタス特区」を創設し、物流分野では倉敷のユビキタス物流を対象事業として決定した。
今回の決定は、第一次の決定で、引き続き評価を行った上で、ことし3月を目途に「ユビキタス特区」の第二次の決定を行う。
今回の対象プロジェクトと対象地域を決めたもので、国による予算支援を予定するプロジェクトの個々の委託先を決めたものではなく、国による予算支援を予定するプロジェクトの委託先は、平成20年度予算の国会審議を踏まえて予算執行の手続を進め、公募により決定する。
岡山県倉敷市のプロジェクト内容は、ユビキタス物流空間コードの活用による国際物流の効率化の実証で、物流施設内に割り振った空間コードを活用して、完成自動車の効率的な国際物流システムの開発・実証を行う。
利用周波数は433MHz帯、770~806MHz950MHz帯で、433MHz帯と950MHz帯は、既存の電子タグを活用して実施し、433MHz帯は、国際物流に関わる場所で実施し、実験局免許を受けることなく利用可能。
770~806MHzは、既存の無線局との干渉のおそれがあるため、2.4GHz帯無線LANなど既存のシステムで代替して実施されるのであれば、実験局免許を受けることなく利用可能。
ユビキタス特区については下記URLを参照。
http://www.soumu.go.jp/s-news/2007/070618_5.html

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