LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

住友電工システムソリューション/携帯電話で、安全運転診断システム発売

2008年01月29日/IT・機器

住友電工システムソリューションは1月28日、GPS携帯電話を使用した安全運転診断システム「トラフィック・ビジョンSD」の販売を開始した。
車両内のGPS携帯電話で急加速、急ブレーキ、急ハンドルなどの危険運転を把握し、事務所内のPC端末上に運転診断結果を表示でき、「高価な専用車載機がなくても安全運転や省エネ運転を支援することが可能」としている。
端末装置には導入コストが安価でアプリケーションによる拡張性の高いGPS携帯電話を採用、専用車載機や端末の取付工事が不要で、借り入れ車両やスポットでの利用にも適している。
また、運転者の走行パターンをサーバソフトウェアで分析し、安全運転指標や省エネ運転指標などの運転診断結果をPC端末上に表示。走行履歴に合わせて危険運転箇所を地図上に表示できるため、運転者への教育を通じて事故削減や車両燃費の向上へつながる。
GPS携帯電話端末から定期送信される車両位置は、PC端末上に表示することが可能で、位置情報の送信には通信を行うため、帰庫時のメモリカードの抜き差しが不要。
このほか、オプションで住友電工システムソリューションの配送計画システムや動態管理システムと連動し、輸配送に係わる業務を一貫して管理する機能を付加することもできる。VICS交通情報を活用した同社の交通情報提供サービスを利用することで、リアルタイム交通情報の把握や目的地への到着時間予測が可能となり、危機管理やCS向上に役立てることができる。
トラフィック・ビジョンSDの価格は200万円からで、サーバアプリケーション、PC端末ライセンス10台分、携帯電話アプリケーション20台分、地図データベースを含む。同社では今後、1年間で100式の販売を見込んでいる。
問い合わせ先
住友電工システムソリューション
モバイルシステム事業部 モバイル応用システム部
TEL03-5273-7758
its-apl@seiss.co.jp

関連記事

IT・機器に関する最新ニュース

最新ニュース