ユーザックシステム／ロジザードと提携、SaaS型で伝票発行機能提供

ユーザックシステムは1月29日、SaaS型伝票発行サービス「伝発名人ASP」を1月末から提供開始すると発表した。
ASP事業を展開する企業と提携して利用企業に提供する計画で、ロジザードと提携。ロジザード社がASPで提供する物流システム「ロジザードプラス」のオプション機能として、月額1万円でサービス提供を開始する。
ユーザックシステムは、これまで指定伝票発行システム「伝発名人」1万5000ライセンスの販売実績があり、流通・製造・物流企業などに対し、パッケージソフトという形態でシステムを販売してきた。
しかし、ASPやSaaS型で情報システムを利用したい企業が増加したため、伝票発行やWebシステム開発のノウハウを生かし、「伝発名人ASP」を提供することにしたもの。SaaS型は初期投資が抑えられる上、サーバーなどシステムを維持管理するコストも抑えられるため、これまでシステム要員の不足や価格面でパッケージ購入に至らなかった中小企業にも幅広くサービスを提供していく考え。
初年度200ユーザーの契約を目指し、パートナー企業との連携を強化する、としている。