山九／福岡物流センターを開設

山九は1月30日、福岡地区の新物流拠点として福岡物流センターを開設、2月1日に営業を開始すると発表した。
拡大する福岡地区での物流に対応するため、これまで分散していた物流拠点を集約し、高品質で多様なサービスを提供できる物流センターを新設したもの。
福岡物流センターは、博多港の香椎パークポート･アイランドシティに隣接し、JRや空港などの各種交通インフラとのアクセスに優れている。
また、普通倉庫機能だけでなく定温・流通加工・梱包などの多機能を有したセンターとして、多様な物流ニーズに対応することができる、としている。
新センターの中心となる倉庫棟は2万8000㎡で、1階の表裏にプラット・フラットホームを備えた輸出入、国内（沖縄）向けのCFS、上層階は冷暖房空調施設を整えたクリーンな作業環境の流通加工場や定温倉庫を配置し、複数の高速搬送機でつないだ。
また構内には既設の倉庫棟（1万7200㎡）と事務所棟、梱包棟を併設し、各種情報処理機能を駆使した輸出入などの業務手続きと現場作業の緊密な連携に活用できるとしている。
■福岡物流センターの概要
所在地：福岡市東区箱崎ふ頭4-5-9
敷地面積：1万7500㎡
建物構造：鉄骨鉄筋コンクリート4階建（倉庫棟）
延床面積：2万8255㎡（倉庫棟）、1334㎡（梱包棟）
主要設備：エレベーター4t×1基、垂直搬送機1.5t×8基、ドックレベラー8基（倉庫棟）、天井クレーン10t×2基（梱包棟）