新和海運が2月7日に発表した2007年4-12月期連結業績は、売上高974.2億円(前年同期比25.0%増)、営業利益169億円(75.5%増)、経常利益169.4億円(83.3%増)、四半期純利益130.8億円(2.3倍)となった。
外航海運業は、鉄鋼原料など海上輸送の需要増で、豪州・ブラジルといった資源積み出し港での滞船が船腹不足に拍車をかけ、一般炭・穀物の貿易構造の変化にで遠距離ソースからの輸送が増えたことで、ドライバルク市況は活況を呈し、ほぼ全船型で過去最高値を大きく更新した。
こうした事業環境のもとで、高値基調にあった原油価格がさらに高騰を続け、燃料費コスト負担が大きく膨らんだものの、ハンディ船を主力とする部門で好市況を大きく享受。また大型船型を中心とした中長期契約による安定収益の増加に加え、原油タンカー売船益などを特別利益に計上、大幅な増収増益となった。
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新和海運/07年4-12月期、ハンディ船部門で好市況享受
2008年02月08日/決算
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