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富士通ビジネスシステム/フレームワークスと資本提携

2008年02月15日/IT・機器

富士通ビジネスシステム(以下:FJB)は、物流倉庫管理システム(WMS)の開発・販売会社であるフレームワークス(FWX)と協業を図るため、資本・業務提携の契約締結を決めた。
FJBは、WMS大手のFWXと提携することで、従来の中堅市場に加え、FWXの得意市場である大手・準大手市場までビジネス領域を拡大し、ロジスティクスソリューションの開発・販売強化を図るもので、1億円(FWX全体の9.8%)を出資し、第三者割当方式による新株発行で株式を取得する。
同社は、ロジスティクス分野において2003年よりフロンティア・テクノウェア社と提携し、WebASシリーズ「WebAS物流」を商品化し、中堅・中小企業を中心に実績をあげてきていた。
今回、さらに自社のコンサルティング力やサポートサービス力を活かし、特に大手・準大手企業に強く、数多くのユーザを抱えるFWXと協業することで、ロジスティクスソリューション分野のシェア拡大を実現する。
FJB社の全国の営業網と、ハード・ネットワーク・セキュリティなどのインフラ構築、サポートサービス、BPO、基幹システムの開発とFWXが得意とするWMSに関するソフト開発など、両社が得意とする分野を持ち寄ったトータルソリューションの共同受注活動やFWXの保守・サポート体制の強化など、顧客満足度向上のビジネスモデルを構築し、ロジスティクスビジネスの拡大を図る。
今回の協業により、FJBは準大手市場を中心に、FWXの開発したWMSパッケージ「iWMSG5」を展開し、2010年度までに累計約20社、約25億円の売上を目指す。

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