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日本コカ・コーラ/自販機オペレーションを大幅軽減

2008年02月19日/SCM・経営

日本コカ・コーラとエヌ・ティ・ティ・ドコモは、自動販売機オペレーション作業の効率化につながる新しいオペレーションモデル「1往復オペレーションシステム」の開発を完了し、今後、順次導入する。
「1往復オペレーションシステム」は、自販機本体と、製品補充作業などを担うオペレーション担当者が保有する携帯端末「ハンドヘルド・ターミナル(以下:HT)」を、ドコモのFOMAネットワークでつなぐことによりオペレーション作業の効率改善を可能にする、コカ・コーラとドコモが協働で構築したオペレーションモデル。
従来の赤外線HTでは、1台の自販機オペレーション作業を完了するために、在庫状況の確認と、実際の商品補充の2回、自販機とトラックとの間を往復する必要があった。
今回、FOMAのネットワークを活用することで、オペレーション担当者は自販機の在庫情報をHTにて事前に遠隔で取得することが可能になるため、自販機1台あたり1回の往復で作業が完了することになりる。
1往復オペレーションシステムのイメージ
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そのため、高層ビルの上層階や駅構内に設置された自販機など、ロケーションによってはオペレーション担当者が作業に費やす時間を大幅に短縮することが可能で、事前の在庫確認が従来以上にタイムリーに行うことができるため、品揃えの最適化につながる。
コカ・コーラでは、今後、東京から順次「1往復オペレーションシステム」を導入し、2008年内には1万台に対応させる予定。

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