ハウス食品／予算計画立案にJDA製品を導入

ハウス食品は2月20日、予算計画立案にJDAソフトウェア・ジャパンが提供する「JDA Enterprise Planningソリューション（EPソリューション）」を採用し、本稼動を開始すると発表した。
食品業界では常に製品の改廃を行いながら大量のアイテムを管理することから、本社支店間で各カテゴリー別・各製品別の販売予算計画を調整し、予算計画を早期に、的確な内容に更新することで、より高いレベルでの計画策定・調整業務効率化、利益確保を見据えた販促・マーケティング活動計画策定が求められている。
これらを実現するためのパッケージソフトとして、ハウス食品では2007年7月からEPソリューションを試験的に導入し、過去の販売実績データを利用した販売予算計画立案のデモンストレーションを繰り返しながら、新業務の方向性と実現性、操作の簡易性と柔軟性の確認を行った。
その結果、整合性の取れた予算計画立案のためにこれまで表計算ソフトを駆使し多くの工数をかけていた社内関連部署が、EPソリューションに基づくオペレーションとその成果を高く評価したことなどから、正式に採用を決定し、今回の本番稼動に至ったもの。
ハウス食品では、今回のEPソリューション導入により、全社・製品別の利益予算や支店・製品別の販売予算など各計画の立案、計画の修正発生時における計画全体の整合性担保などにより柔軟に対応することが可能になるとともに、予算計画に関する精度や立案作業効率の向上につながると期待している。