カウボーイ／子会社の本間物産を伏見屋に株式譲渡

カウボーイは2月28日、連結子会社である本間物産の株式を伏見屋への譲渡を決めた。
カウボーイは、本間物産に向けてきた一部の経営資源を、札幌を中心とした北海道地区の生鮮食料品の小売に集中化することにより食品小売業の販売力強化が可能となる。
札幌を中心とした小売事業を再生して行く中で遠隔地であった滝川店・浦河店の閉鎖、不採算店舗の百円市場4店舗の閉鎖コスト・希望退職制度実施による割増退職金などのリストラ資金、繁忙期に必要な手許運転資金を本件譲渡対価により捻出することで、事業再生・再構築のスピードアップを図ることが可能となるとしている。
伏見屋は、秋田県を営業基盤に酒類の販売業務を営んでおり、本間物産をグループ会社にすることで、東北地区における食品小売スーパーという事業チャネルの拡大化が図れ、は経営資源を共有化することによるグループ間シナジー効果が大きく両社共に企業価値が高まるものと考えている。
なお、株式の譲渡に伴い投資有価証券売却損100百万円が発生する。