日通／高額補償付き医療機器向け輸送サービス発売

日本通運は3月6日、カテーテルなどの高価な医療機器の預託品返送を対象とした輸送サービス「メディカル・リターン・サービス（MRS）」を、2月12日から販売開始したと発表した。
医療機器販売代理店から医療機器メーカーへの預託品の返送については、医療機器に特化したサービスがなく、顧客からも高価な商品である「医療機器（預託品）」の返送について、「早期返却」と「安心して送ることのできるサービス」の提供を求められていた。
今回発売したMRSは、販売代理店からメーカーへ返送される「医療機器（預託品）」を航空貨物輸送を利用して返送することで、医療機器メーカーでの預託品返却サイト短縮による「キャッシュフローの改善」、輸送による「ダメージの軽減」を図る。
また、輸送中に預託品に損傷が生じた場合は、通常の宅配便（補償限度額は通常30万円まで）では補償できなかった高額商品（最高1000万円まで）にも対応することが可能となった。